平成23年2月定例記者会見

 

ページ番号1001146  更新日 平成28年8月9日 印刷 

2月23日(水曜日)午前10時30分から定例記者会見を行ないました。

次第

  1. 市長挨拶
  2. 議会の日程及び案件等について(総務部長)
  3. 平成22年度補正予算(案)について(企画財政部長)
  4. 平成23年度予算(案)について(企画財政部長)
  5. 5つの元気推進事業計画について(企画調整課長)
    結婚記念品(写真立て)を贈呈します(総合窓口課長)
    まちを売り込め!シティセール・プロモーションで攻める(地域振興課長)
    介護人材の育成と雇用を応援!【介護人材育成委託事業】(介護福祉課長)
    スクールカウンセラーの小学校全校配置を行います(教育委員会事務局参事)
  6. 市税等のコンビニ納税と携帯電話を使った収納について(収納課長)
  7. ふっさっ子の広場サポーターのつどいを開催(生涯学習推進課長)
  8. 福生市立中央図書館にビジネス・しごと支援コーナーを設置!(図書館長)
  9. 質疑応答

出席者

朝日新聞社・毎日新聞社・読売新聞社・東京新聞社・日本経済新聞社・NHK・時事通信社・多摩ケーブルネットワーク・西多摩新聞社・西の風新聞社・都政新報社
市長・副市長・教育長・企画財政部長・総務部長・財政課長・秘書広報課長・広報広聴係長

市長挨拶(内容を損ねない程度に修正しています)

皆さん、おはようございます。市長の加藤です。本日は年度末のお忙しいところ、3月議会定例会前の記者会見にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。本日もどうぞよろしくお願い申し上げます。
1か月前になりますが、福生市商工会が開発に取り組んでいた福生ドッグの完成発表会がフレンドシップパークで開催されました。1000食用意した無料の福生ドッグが1時間程度でなくなってしまうという、大盛況ぶりでした。現在10店舗で販売していますが、各店舗により味も異なり、独自の味を持つホットドッグを頑張って売り込んでいこうと、意気込んでいる店主も多いと聞いています。扱う店舗ももっと増えて、福生の名物に成長し、商店街に活気がでてくれればと期待しているところです。

また、今後、第68回国民体育大会も控えていますので、その時には、福生の名物として全国の人々に食べていただければと思っています。
そして、それらを担当していく組織ですが、地域振興課を改め、シティセールス推進課に変更しましたので、福生市の魅力・情報をこれからどんどん発信していきたいと考えています。

ところで、皆さんご存じかと思いますが、昨年12月に閣議決定された、「中期防衛力整備計画」の中に、地元自治体に事前説明することもなく、「基地の新設」という文言が表記されたことに関して、今回の国の対応は、余りにも地元を軽視した、また、配慮を欠いたやり方ではないかと考え、直接防衛本省、北関東防衛局に出向き、抗議・申入れをしました。この抗議・申入れに対する国からの回答が、去る1月31日にありました。

回答の内容については、十分満足というわけにはいきませんでしたが、説明責任に対する不十分さへの謝意と、新たなる部隊や航空機の移駐は想定されていないことが確認できました。

また、この抗議に対し、防衛本省では地方協力局長のほか、防衛大臣政務官にも対応していただきました。回答書も北関東防衛局長が直接市に持参するなど、国の誠意も感じられました。
更に、これから先、横田基地周辺自治体に対する国の意識も変えられたのではないかと思いますので、今回の抗議・申入れは十分効果があったと考えています。

なお、本件に関しましては、福生市議会におかれましても抗議の申し入れをしています。今後も、さらなる部隊や航空機の移転等がされないよう、注視していきたいと考えています。

さて、現在市では大変厳しい財政状況の中で、平成23年度予算の編成をしたところです。一般会計の予算額は約216億4千万円で組みましたが、前年度と比較しますと約3億1千万、1.4%の増となっています。大規模事業、これは福生病院建設費負担金、牛浜駅自由通路整備事業、子ども手当て支給事業費、議員年金共済組合負担金、これらを除いた歳出予算額では、約196億7千万円、0.9%の減で、ほぼ前年並みの規模の予算となっています。

なお、当初予算ベースでは、財政調整基金を20年度から取り崩すことなく予算を組んでまいりましたが、臨時財政対策債につきましては、市税の落ち込み、これは前年比1億円の減ですが、依存財源の減収などで、23年度は3億円の借入れを行うこととしました。22年度は5億円の借入れでしたので、2億円の減となっています。市税などの落ち込みがある中で、市民サービスを低下させないように行政運営を実施していくうえで、やむを得ない判断であると考えています。

次に、予算の内容でありますが、私のマニフェストである「五つの元気事業」を中心にお話をさせていただきます。23年度は新規・レベルアップ事業として、24件を事業化します。なお、昨年度は32件、21年度は38件を事業化したところです。
それではまず始めに、「子育てが元気」事業の「子育て支援カード事業協賛店等アンケート調査委託」では、子育てを応援するため、また、商店街に多くのお客さんが訪れ、活性化の契機となるよう始めた支援カード事業に対する効果検証のため、対象者にアンケート調査を実施します。

また、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、子宮頸がんワクチンの3ワクチン接種事業も実施してまいります。今後も子育てのしやすい環境をつくり、市民の定住化につなげていきたいと考えています。
次に「お年寄り・障害者が元気」事業では、デイサービスや緊急時対策などを強化するため「重度身体障害児入浴サービス事業」や「介護人材育成委託事業」を実施するとともに、65歳以上の高齢者を対象に「高齢者肺炎球菌ワクチン接種費助成事業」も実施し、障害者やお年寄りに優しく、また、元気に生活できるようなまちづくりを推進していきたいと考えています。
三つ目の「教育が元気」事業では、いじめ・不登校対策などへ取組みとして、すでに実施している「スクール・カウンセラー活用事業」を全小学校に広げ、教育相談機能の充実を図ってまいりたいと考えています。

まちが元気になるためには、何よりも商店街が元気で、コミュニティが元気でなくてはならないと日ごろより実感しているところです。そのため「まちが元気」事業では、13の事業を実施していく予定です。主なものを紹介しますと、商業地域・市街地に人が集まる仕組みづくりでは、福生の魅力をPRしていくための「ロケ支援・福生ドッグブランド構築事業」、コミュニティ・ビジネスに取り組む者を応援するための「空き店舗対策補助事業」、景観に配慮した安心で安全な歩車共存道を整備するための「市道第1160号線道路改良事業」、国体を控え、会場の市営野球場を結ぶ道路を整備するための「市道第1043号線改良工事」などを予定しています。町会・自治会の整備促進に取り組むため、「会館運営費補助金」などを予定しています。
地球温暖化ストップを推進するため、昨年の12月議会定例会で議員提出議案である「福生市清潔で美しいまちづくり条例」を推し進めるべく「清潔で美しいまちづくり事業」を実施するとともに、移動のための手段として、電動アシスト自転車・電気自動車などを貸し出す「次世代モビリティ活用モデル事業」を実施していきます。

その他としましては、福生市に婚姻届を提出し、福生市に住んでいただく方に、感謝の意を込めまして「写真立て」贈呈するという「結婚記念品の贈呈事業」を予定しています。
最後に「スリムな市役所が元気」では、市民団体との協力により「フリーマーケットの事業化」、そして、民間との協働で「わたしの便利帳の作成」を市の負担をゼロで発行していく予定です。

以上が五つの元気事業の主なところで、総予算は2億7,673万9千円、内訳としましては特定財源が2億1,108万1千円、一般財源が6,565万8千円です。

それ以外にも各分野で、新規・レベルアップ事業を予算化しています。
先行きが不透明の社会状況の中で、難しい舵取りが予想されるところですが、野澤前市長が示された財政運営の健全化に努めるとともに、歳入に見合った予算編成を目指し、後世になるべく負担を残さない行政運営に心がけていく所存です。
それでは、本日もよろしくお願いを申し上げます。簡単ではございますが、私からの挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

配布資料(PDFファイルに変換できない等の理由から、配布資料の一部は掲載していません)

PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

より良いウェブサイトにするためにアンケートを行っています

このページの感想をお聞かせください(複数回答可)

このページに関するお問い合わせ

企画財政部 秘書広報課 広報広聴係
〒197-8501 東京都福生市本町5
電話:042-551-1529