先輩職員紹介(安全安心まちづくり課)
プロフィール
氏 名:長岡 秀則
学部学科:法学部 法律学科
入庁年度:平成31年度
所属部署:総務部 安全安心まちづくり課
防災係
私の仕事(業務内容)
現在担当している業務は4つです。
1つ目は防災訓練に関わる業務です。 市民、関係機関とともに例年実施している総合防災訓練等の企画と運営を担当しています。
2つ目は防災マニュアルや防災計画の策定に関わる業務です。防災マップやハザードマップの作製、市及び関係機関、市民が連携して災害予防を図り、被害の軽減を図ることを目的とした地域防災計画等の策定にあたり、私は補助事務を担当しています。
3つ目は各種調査表の回答業務です。都より毎日3、4件防災に関わる調査の回答が求められるため、スピーディに対応しています。
4つ目は市内消防・防災施設、設備の維持管理に係る事務です。市内に設置されている消火器や備蓄倉庫の点検を行っています。
どの業務においても「市民1人ひとりの人権を守ること」を念頭に置き、日々業務に励んでいます。
ある一日のスケジュール
|ー午前8時00分 出勤
|ー午前8時30分 始業 メールチェック
|ー午前9時00分 防災訓練資料作成
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|ー午前10時30分 施設・設備の管理のため外回り
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|ー正午 同期とランチ
|ー午後1時00分 関係機関と防災訓練に係る打合せ
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|ー午後3時00分 課内打合せ、資料作成
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|ー午後4時30分 メール対応、各種調査回答
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|ー午後5時30分 退庁
仕事で一番印象に残っていることは何ですか?
令和元年度に発生した台風19号の対応にあたったことです。市としては初めて避難指示を発令し、多くの市民の方が避難所へ避難する事態となりました。市民の方々とのやりとりだけでなく、関係機関との調整が難しく、四苦八苦したことを記憶しています。人的被害なく一晩で収束したことは不幸中の幸いでしたが、多くの課題が浮き彫りになった出来事でした。この経験を今後の防災訓練の企画やマニュアル作成などにしっかり活かしていきたいと考えています。
また、内閣府の防災担当へ3か月派遣されたことも印象に残っています。派遣先の部署の方々は個々の業務スキルが非常に高く、仕事の精度、スピード感、優先度の付け方等学ぶべきところがたくさんありました。自分ももっと成長しなければならないなと実感した3カ月であり、非常に良い経験をさせていただいたと感じています。
どのような就職活動をしましたか?
母が公務員だったこともあり、高校生の時から将来は公務員になろうと考えていました。大学は法学部に入学し、多文化共生や危機管理などの公共政策について研究していました。大学2年次から本格的に公務員試験勉強を始め、就職活動時は福生市、東京都の特別区、政令指定都市、国税専門官、国家公務員一般職をそれぞれ受けました。その中でもともと第一志望だった福生市の最終面接で直感的に「ここだ」と確信し、入庁を決めました。
福生市に興味を持ったきっかけは何ですか?
1つは大学一年次の冬から福生市で一人暮らしを始めたこともあり、愛着があったことですね。田舎過ぎず都会過ぎずという雰囲気が居心地良く感じていました。
もう1つは、福生市は和と洋の二面性を魅力としてプロモーションしている一方で、そこに暮らす住民は非常に多様であることです。都内の自治体の中でも、多文化共生という行政課題について難しさがある自治体であり、非常に興味深い課題を持っていると感じていました。
また、コンパクトな自治体なので、仕事をしている中で少しでも自分の意見が反映される可能性があるのではないかと思ったことも大きな理由の一つです。
採用試験を受けるにあたって何か準備はしましたか?
筆記試験については、公務員試験の勉強を行っていたので特段SPIの勉強はしませんでした。
面接試験については、福生市についてすみずみまで調べ、自分が福生市で何をしたいか明確にしました。また、飾らず自然体で話そうという意識を持って面接に臨んでいましたね。
受験者へ一言
就職活動は自分の人生の中でも、一番いきいきと楽しむことができた期間でした。就職活動を人生のターニングポイントとして「失敗できないもの」と考えてはいけないと思います。自分のそれまでの生き方を見返して、その後の自分の未来をクリエイティブに考えられる貴重な機会です。「自分がどこで何をやりたいか」ということをじっくり考えて、その答えが福生市にあればとても嬉しく思います。福生市にさらなる推進力を与えてくれる方をお待ちしています。
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