先輩職員紹介(まちづくり計画課)
プロフィール
氏 名:関谷 貴浩
学部学科:英語文学 文化専攻
入庁年度:平成26年度
所属部署:都市建設部 まちづくり計画課
計画グループ
私の仕事(業務内容)
私の現在の業務は、福生市内の土地や建物に関わる業務を行っています。中心となる業務は、都市計画法に基づく手続きに関する業務です。
都市計画という言葉は聞きなれないと思いますが、住民の健康で文化的な生活を確保する事を目的とし、都市を計画していくことを指します。無秩序な開発、建築がなされないように定められているルールのことです。法律に基づく必要な手続きの案内や、宅地開発の指導が主な業務となります。
必要な知識の習得と、適正な案内ができるように日々心掛けています。
ある一日のスケジュール
|ー午前8時20分 出勤
|ー午前8時30分 始業 係内で予定の確認
|ー午前9時00分 東京都からの調査回答作成
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|ー午前10時30分 宅地開発予定地の現場確認
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|ー正午 愛妻弁当を食べる
|ー午後1時00分 関連部署と宅地開発に関する協議
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|ー午後2時30分 会議の議事録作成
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|ー午後4時00分 都市計画証明の作成
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|ー午後5時15分 退庁
仕事で一番印象に残っていることは何ですか?
市内を流れる熊川分水の景観重要資源の指定に携わったことです。熊川分水は熊川地区の生活用水として明治23年に作られた玉川上水から分かれる分水です。
福生市の文化遺産であり、貴重な水辺の景観である熊川分水を保全するための取り組みなのですが、地権者の方の家を1件ずつ訪問し、内容を説明する際に、相手の理解を得るための説明の仕方や言葉遣いなどに苦慮しました。
今の部署の業務は個人の財産に関わる部分が多く、相手の意向をしっかり聞き取ることの大切さや、こちらの意向をわかりやすく説明する難しさを経験しました。
どのような就職活動をしましたか?
私は民間企業の就職活動はせず、公務員試験の対策のみを行っていました。筆記試験対策は専門学校の授業を受講し、面接対策のために受験予定の自治体の情報を集めたり、公務員に就職した大学の先輩に話を聞いたりといった就職活動をしていました。
福生市に興味を持ったきっかけは何ですか?
私は福生市の隣のあきる野市の出身なのですが、幼い頃からよく福生市の公園に遊びに行ったり、毎年必ず七夕まつりに出かけたり、福生市を身近に感じていたことが一番最初のきっかけでした。
また、アメリカの文化や映画が好きで、大学でも英米文学を専攻していたのですが、大学の友人とよく国道16号沿いのお店に出かけていたこともあり、幼い頃から慣れ親しみ、魅力を感じていた福生市で働けたらと思ったことがきっかけでした。
採用試験を受けるにあたって何か準備はしましたか?
基本的な公務員試験対策に加えて、とにかく福生市のことを色々調べてみようと考え準備をしました。
まず福生市がどんな街なのか改めて見てみようと考え、家から福生市が近かったこともあり、自転車で福生市内を一通り回ってみました。国道沿いの洋の街並みと、酒蔵のある和の街並みという和と洋の街並みがあるということは有名でしたが、実施に自分で回ってみると、公園がたくさんあるなと感じたり、コンパクトな市だけれども電車の駅が多くあるなと感じたり様々なことを感じたのを覚えています。
そのほか、公民館の主催するイベントに参加してみたり、議会を傍聴してみたり、市内にある観光案内所の「くるみるふっさ」でスタッフの方に話を聞いてみたり、福生市のことを知るために自分なりにできることをやりました。
受験者へ一言
市役所の仕事は大変なことも多く、私も日々悩んだり、落ち込んだりすることも多々あります。ただ、その分何か課題を解決できたときや、自分の取組みを評価してもらえたときは大きなやりがいを感じることができます。ぜひ福生市のために働きたい、市民のために働きたいという思いがあれば、受験をしてみてください。
また、福生市役所には心強い先輩方、仲間がたくさんいます。私も入庁してから公私ともに支えになってくれるかけがえのない仲間ができました。就職は不安なことも多いと思いますが、福生市役所は職員同士協力しあえる環境があるので、まずは福生市で自分が取り組みたい仕事を考えながら採用試験に挑戦してみてください。
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