つながり（平成29年12月1日号）

「広報ふっさ12月1日号」に掲載した市長の全力投球です。

今、町会・自治会の加入率の低下が問題視され、私も心配しています。また毎年、日本各地でさまざまな災害が発生する中で、「近所付き合い」の大切さが改めて見直されてもいます。
昔は困ったことがあれば近所で助け合うのが当たり前で、葬式などがあれば隣組が総出で協力したものです。しかし今は時代が変わり、人と人との関係は希薄になってしまいました。高齢化、核家族化が進み、また、生活が多様化し、今の若い世代の人たちは昔のように近所との深い付き合いを望んでいないのかも知れません。
しかし、本当に困ったときに、人の助けは必ず必要になってきます。困ったときに、声を掛け合える人がいるだけで心が強くなるはずです。
私はいつも、福生の将来を築き上げるには「ふっさっ子」が何より大切であると言っています。その子どもたちの未来が、人と人との絆でつながれた温かいものであって欲しいと思っています。
今の時代にあった助け合い、地域のあり方について、皆で考えなくてはなりません。