市制40周年記念映画制作日記(平成21年6月から)
市制40周年を記念して「市民協働」で制作した映画の撮影状況などを紹介します。
6月9日(火曜日)「ふっさ環境フェスティバルにお邪魔しました」
6月7日(日曜日)、前日まで心配された天候もうそのように回復し、太陽の下で「ふっさ環境フェスティバル」が開催され、撮影も予定通り実施できました。
当日は「多摩川河川清掃」とフェスティバルに参加していた団体の「各ブースを子どもたちが取材する」シーンの撮影を行ないましたが、撮影だけでなく実際に清掃活動にも参加し、河原に落ちていたごみを拾うことで、子どもたち(大人の方も)にとっては環境問題を考えるきっかけになったようです。
この日の撮影は朝早くから始まり、終わるころには辺りが暗くなっていましたが、子どもたちは笑顔で最後まで乗り切ってくれました!
6月15日(月曜日)「郷土資料室の峰岸さんに取材!」
6月13日(土曜日)の撮影は、今年の3月から始まった市制40周年記念映画の撮影の中で、一番長く、予定の詰まったものになりました。
朝8時過ぎ、市の郷土資料室から長い一日がスタートしました。福生市の「生き字引」である郷土資料室の峰岸さんに、「福生」という名前の由来などを取材するシーンの撮影でしたが、その内容は子どもたちにとって初めて知ることばかり。撮影しながら、福生市について学ぶ良い機会となりました。
6月16日(火曜日)「野島さんに七夕まつりの取材交渉!」
6月13日(土曜日)、郷土資料室のシーンのあとは、場所を銀座通りに移して撮影を行ないました。
このシーンでは、毎年、七夕まつりに綺麗な飾り付けを行なっている野島さんに取材の申込みをするというもので、野島さんのお店の前で撮影をさせていただきました。ご近所の方も撮影に気がついて、見に来てくれました。今後も市内各所で撮影を行ないます。これからもこの日記共々、「市制40周年記念映画」をよろしくお願いします。
6月17日(水曜日)「ほたる祭の会場で撮影」
6月13日(土曜日)の最後は「ほたる祭」の会場にお邪魔して撮影を行ないました。「夕方に雷雨」という天気予報も出ていましたが、お祭りは無事開催され、予定していた一日の撮影もすべて行なうことができました。
長時間にわたる撮影に疲れた表情を見せていた子どもたちも、最後まで一生懸命に頑張ってくれました。
7月16日(木曜日)「七夕まつり実行委員会の皆さんにご協力いただきました!」
7月13日(月曜日)、久しぶりに撮影を行ないました。梅雨時期には撮影の予定がなかったので、1か月のご無沙汰です。
今回は七夕まつり実行委員会の皆さんにご協力をいただき、子どもたちが七夕まつりを取材するにあたってのアドバイスを受けるというシーンの撮影でした。
実行委員会の皆さんには、お忙しい中この撮影の為だけに集まっていただき、こちらからの要求にも快く対応していただきました。撮影中は笑い声が上がるなど、おかげさまで和気あいあいと進み、順調に予定のシーンを撮り終えることができました。
8月12日(水曜日)「七夕まつりで撮影を行ないました」
8月9日(日曜日)は「福生七夕まつり」での撮影です。今年の七夕まつりは民踊パレードが中止になるなど、天気が少し心配でしたが、この日は雨が降ることもなく、予定通り撮影を行なうことができました。
第一小学校のゲームコーナーや実行委員会本部前、ギャラクシーストリートなどで多くの人が行き交うなか、実行委員会や市民模擬店の方にご協力をいただき、スムーズに撮影を行なうことができました。当日、撮影の様子を見かけた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
夏の恒例行事である七夕まつりの華やかな雰囲気が、映画を通して伝わってくれればと思います。
8月25日(火曜日)「皆さんの協力に感謝!」
七夕まつりの後も市内各所で撮影が続いています。
ここ最近の撮影では、主人公の両親、ボランティア活動をする方、イベントを楽しむ家族など、いろいろな役の方に撮影に参加していただきました。
主な出演者に比べると短い時間の出演となってしまいますが、わざわざ仕事の都合をつけて参加していただいたり、暑い中長時間待っていただいたりと、真剣な取組みに感謝すると同時に、多くの方の協力があって映画が作られているんだなと実感します。(これが協働ということなのでしょうか?)
撮影スタッフもお疲れ気味?ですが、これからも頑張っていきます。
9月7日(月曜日)「銀座通りでの撮影」
9月5日(土曜日)は、銀座通りなどで撮影を行ないました。ここ数回、予定していた撮影が、あいにくの空模様で先送りされていました。当日の朝まで「また雨が・・・」と心配していましたが、驚くほどの快晴の中、撮影することができました。
ご通行中の方には大変ご迷惑をお掛けしましたが、皆さんのご協力で、予定していた撮影を無事に終えることができました。
9月18日(金曜日)「市役所庁舎を撮影」
9月14日(月曜日)は、いままで「ありそうでなかった」市役所庁舎の撮影でした。1階窓口の風景、屋上のソーラーパネルなど、庁舎の特徴である部分の撮影を行ないました。
9月19日(土曜日)「縞屋の滝と市内各所を撮影」
9月14日(月曜日)は庁舎撮影の後、市内へ出て、「バリアフリー2001」の活動に同行させていただき、公園や駅にあるトイレのバリアフリー化をチェックするところなどを撮影しました。
続けて、第七小学校裏にある「縞屋しまやの滝」の撮影を行ないました。
福生市は、近隣の市と比べると小さい街ですが、さまざまな顔を持っています。半日程度の撮影でしたが、改めてそのことを実感することができました。これから迎える穏やかな季節に、皆さんも市内散策にお出かけになられてはいかがでしょうか。意外な発見があるかもしれませんよ!?
11月18日(水曜日)「市民文化祭、ふっさっ子の広場を撮影」
11月1日(日曜日)と16日(月曜日)に、文化祭とふっさっ子の広場にお邪魔して、活動などの様子を撮影しました。今回、9月以来の撮影となりましたが、残すところ撮影もあとわずかです。11月23日(祝日)にはラストシーンの撮影を予定しています。
3月から撮影に携わってきましたが、少しずつ完成に近づいていることを実感する、今日このごろです。
11月24日(火曜日)「いよいよラストシーンの撮影・・・」
11月23日(祝日)、いよいよラストシーンの撮影を迎えました!が、天候や出演者の都合により、撮り終えていないシーンが少し残っており、当日は「撮影終了→クランクアップ」とはいきませんでした。
ただ、物語りを締めくくる最後のシーンということで、加藤市長、大野市議会議長、多くの市民の方に参加していただき、市民会館小ホールを貸しきっての撮影となりました。
当日の加藤市長の挨拶
市制40周年記念映画のラストシーンの撮影にたくさんの方々にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。本日がラストシーンということで、大野市議会議長とともに、私もやっと出演させていただくことができまして、大変うれしく思っております。
さて、今年の3月、桜の咲くころから始めました撮影ももう終わりに近づきつつあります。その間、この記念映画に出演された方々には、学校があり、仕事があるなかで、ご協力をいただき、誠にありがとうございました。この映画は、多くの市民の方のお力添えをいただいて完成するもので、そのことに対しまして、感謝申し上げますとともに、今から上映を大変楽しみにしております。
特に、主演の6名のお子さんたちは、通学しながらの撮影だったので、いろいろと大変だったのではないかと思います。本日も午前9時からラストシーン用に桜堤を歩いているシーンを撮影される予定だったようですが、お一人がインフルエンザで参加できず撮影ができなかったと聞いております。映画とははなれますが、昨今はインフルエンザが世界中で流行している状況です。皆さんも、ぜひ健康管理には十分留意していただきたいと思います。
最後になりますが、本日の市制40周年記念映画のラストシーンを迎えられましたことにつきまして、本日参列していただいている皆さん、これまでにいろいろと協力してくださいました市民の方々並びに東京シネ・ビデオの富永監督さんをはじめスタッフの皆さんに対しまして、心から感謝を申し上げます。
当日の大野議長の挨拶
皆さん、こんにちは。市議会議長の大野でございます。市制40周年記念映画のラストシーンの撮影にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。
本日、記念映画の撮影もいよいよラストシーンの日を迎えた訳ですが、今日、11月23日は福生市にとって大変意味のある一日であります。皆さんお分かりになりますでしょうか。11月23日は「いい(11)ふっさ(23)」の日であります。そんな日にラストシーンの撮影を迎えられたことも何かの縁かと思います。私も参加させていただきますが、ぜひ最後までご協力いただければ幸いです。
また、加藤市長からも話しがありましたが、インフルエンザが猛威を振るっております。お気をつけいただき、毎日を健康にお過ごしいただければと思っております。
では、よろしくお願いいたします。
12月14日(月曜日)「クランクアップに向けて」
12月12日(土曜日)、撮り終えていないシーンの撮影を行ないました。残っているシーンを撮影していると「クランクアップ」が少しずつ近づいていることを実感します。
すっかり寒い季節となりましたが、完成までもうひと踏ん張りです!
平成22年2月2日(火曜日)「無事クランクアップ!」
平成22年1月30日(土曜日)、午前中は玉川上水に架かる新堀橋から神明社へ歩きながら撮影を行ないました。屋外の撮影のため寒さはありましたが、当日は天候に恵まれ、絶好の撮影日和となりました。
午後は市民の方にお宅をお借りしての撮影。この日を持ってクランクアップだったため、撮影も長時間に及ぶものとなりましたが、出演者の皆さんも最後まで頑張ってくれました。
約1年間にわたる撮影もこれで終了となります。不慣れな仕事に戸惑うこともありましたが、ご協力いただいた方々のお陰でここまでたどり着くことができました。今後は編集作業に取り掛かり、映画の完成を目指していきます。多くの方に見ていただけるよう、引き続きがんばっていきます!
平成22年2月24日(水曜日)「編集の準備をしています」
先日のロケで撮影の方もひと段落という感じですが、撮っただけでは映画になりません。というわけで、これから編集作業が待っています。
制作会社の株式会社東京シネ・ビデオさんでは、現在、編集の準備を行なっていますが、これまでに撮影してきたテープの量はなんと約20時間分もあります!スタッフ・出演者とも、納得のいく映像を撮るために何度も同じシーンの撮影をしていたのを思い出します。みんなが頑張った証ですね!
写真は撮影した映像を編集用の機械に取り込む作業を行なっているところですが、この作業だけでおよそ100時間近くかかるそうです。まだまだこれからの編集作業、途中の様子なども皆さんにお知らせしていければと思います。
平成22年3月15日(月曜日)「編集作業の真っ最中」
編集機への映像の取り込み・変換作業も終了し、現在はオフライン編集を行なっています。
オフライン編集とは、台本を元に映像をつないでいく作品の基本となる作業で、演技の部分はもちろん、七夕まつり・桜まつりなどのイベントや市内の風景など、実際にどの部分を使うか構成を考えながら決めていきます。
多くの映像があるので、イメージどおりの作品になるよう、スタッフも真剣です!
ようやく完成です!!
その後、いろいろな作業を行ない、市制記念映画もようやく完成となりました。
最後の編集作業をご紹介します。
試写
編集作業は順調に進み、オフライン編集が終了したので、製作会社の方と市役所で試写をしました。
映像として見るのは初めてでしたが、撮影はバラバラに行なったので、通して見ると少し不思議な感じ?がします。
映像をつないだだけの状態で45分ほどの長さがあります。ここから予定の30分程度まで削っていくのですが、物語だけでなく福生の風景も多く入れたいので、いろいろ悩みそうです。
録音
試写の後、「あのシーンはカット?」「あの場面は残したい!」などと話し合って、最終的な時間は約38分になりました。予定時間を少々オーバーしてしまいましたが、仕方がないですね。タイトルの方も「わたしの街 福生(仮題)」からちょっとだけ変わって、「ぼくのまち わたしのまち 福生」に決まり、完成に近づいていると実感しました。
映像の方はタイトルや途中のテロップ、出演者の一覧などを入れて無事終了!最後の作業として、都内のスタジオで録音を行ないました。
まずはナレーションの録音です。晃一役の松岡くんが一人で録音ブースに入り、外にいる監督、スタッフが映像を見ながらボタンを押します。ブースの中のランプが点いてキュー(合図)となりますが、NGもほとんどなく、スムーズに作業を終えることができました。
録音その2
別の日に全体に流れる音楽を入れて、編集作業は終了です。
劇中でビデオを撮る息子にお父さんが「ナレーションでもっと良くなるぞ!」と言っていますが、できたての作品を見てみると、その言葉どおり、試写のときとはずいぶん印象が変わりました。
これで、ようやく完成です!!
完成した映画は、7月4日(日曜日)の市制施行40周年記念式典で披露される予定です。
これまで撮影にあたり、ご協力いただいた多くの皆さんに感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
市制施行40周年記念式典で公開されました
7月4日(日曜日)に市制施行40周年記念式典が市民会館大ホール(もくせいホール)で行なわれ、式典、表彰に続いて完成した市制記念映画が公開されました。
公開前には壇上で監督・スタッフと主な出演者がインタビュー形式で映画の見どころを語ってくれましたが、これまでの撮影とは違って、慣れない舞台に少し緊張していたようです。
この映画は市内の各図書館で貸し出しを行なっているほか、市役所1階の広報広聴係でDVDを販売中です。(1枚1,120円)
これまでの日記とあわせて、ぜひご覧ください。
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