平成30年度上半期財政公表

 

ページ番号1007914  更新日 平成30年11月16日 印刷 

現在の市の財政状況は、依然として厳しい状態が続いています。

市では毎年5月と11月に財政公表をしています。

一般会計

 市税や国都支出金、地方交付税などを収入として、福祉や教育など、行政各分野の支出予定を議会の議決を受け、予算として運用している会計です。
 平成30年度は、当初予算額が244億円で、その後2回の補正予算により、予算総額は252億9,795万4千円となっています。
 現在の市の財政状況は依然として厳しく、一層の行政改革に取り組みながら、まちづくりを進めています。

収入・支出済額

 歳入の収入済額は、101億825万6千円で収入率は40.0%、昨年の同期と比較し、2.5ポイント低くなっています。このうち市税の収入済額は41億7,494万3千円で、このほか国庫支出金が17億9,314万7千円、地方交付税が15億669万5千円、都支出金が10億9,015万5千円などとなっています。
 歳出の支出済額は、92億1,459万8千円で支出率は36.4%、昨年の同期と比較し、4.2ポイント低くなっています。

平成30年度一般会計予算の執行状況(歳入) 平成30年9月30日現在

画像:一般会計予算の執行状況(歳入)
一般会計予算の執行状況(歳入)

平成30年度一般会計予算の執行状況(歳出) 平成30年9月30日現在

画像:一般会計予算の執行状況(歳出)
一般会計予算の執行状況(歳出)

平成30年度一般会計予算の構成比 予算総額252億9,795万4千円

画像:平成30年度一般会計予算の構成比 円グラフ
平成30年度一般会計予算の構成比

予算の使いみち

一般会計支出済額(92億1,459万8千円)を1万円に換算すると、目的別の使いみちは次のようになります。

画像:予算の使いみち
予算の使いみち

市有財産の状況

財産の状況

 土地及び建物は、9月末現在高で、土地が524,407.100平方メートル、建物が145,952.150平方メートルとなっています。

基金の状況

 基金には、学校施設等整備基金など、施設整備等に充てるための積立基金と、特定事業の運用資金としての運用基金があります。9月末の基金残高は、都市施設整備基金の積立てが増えたことなどにより、昨年同期と比べ、総額で約5億400万円増加しています。

市有財産の状況 平成30年9月30日現在
区分 内訳 現在高
土地 市庁舎、学校などの敷地 524,407.100平方メートル
建物 市庁舎、学校など(延べ面積) 145,952.150平方メートル
物品 1件50万円以上の自動車等備品 739件
基金 積立基金(財政調整基金) 27億1,735万2千円
基金 積立基金(都市施設等整備基金) 20億2,472万1千円
基金 積立基金(学校施設等整備基金) 16億7,137万円
基金 積立基金(ふるさと人づくりまちづくり基金) 4億1,751万1千円
基金 積立基金(市営住宅等管理基金) 2億9,860万3千円
基金 積立基金(その他) 26億3,977万6千円
基金 運用基金(国民健康保険高額療養費等資金貸付基金) 600万円
基金 合計 97億7,533万3千円

市債

 市債は国や都などからの借入金です。公共施設の建設や下水道工事など多額の費用がかかる事業を行うとき、市の財源不足や年度間の財源の負担調整、将来にわたり利用できる施設を後世代の市民の皆さんにも負担していただくという趣旨で借り入れる建設事業債のほか、市税や地方交付税など、一般財源の収入不足を補うための臨時財政対策債などがあります。
 今後返済する市債の元金は、一般会計で68億3,621万2千円、下水道事業会計で32億5,089万9千円、総額で100億8,711万1千円となっています。

市債の状況(特別会計を含む)

平成30年9月30日現在高 100億8,711万1千円

事業別

  • 臨時財政対策
    借入額:39億9,341万3千円
  • 下水道
    借入額:32億5,089万9千円
  • 土木
    借入額:12億3,920万8千円
  • 公営住宅
    借入額:5億846万4千円
  • 住民税等減税補填
    借入額:2億8,423万円
  • その他
    借入額:8億1,089万7千円

借入先別

  • 財務省
    借入額:45億8,176万3千円
  • 地方公共団体金融機構
    借入額:22億8,719万2千円
  • 郵便貯金・簡易生命保険管理機構
    借入額:19億789万7千円
  • 東京都
    借入額:11億3,548万2千円
  • 東京都市町村共済組合
    借入額:1億6,260万円
  • その他
    借入額:1,217万7千円

特別会計

 市が特定の事業を行う場合、保険税や使用料など、特定の収入により支出を賄い、一般会計とは区分して経理を行う必要がある会計をいいます。現在、国民健康保険特別会計や後期高齢者医療特別会計など、4会計があります。

特別会計予算の執行状況 平成30年9月30日現在
区分 予算現額 収入済額 収入率 支出済額 支出率
国民健康保険特別会計 72億8,561万3千円 27億6,163万8千円 37.9% 23億7,255万1千円 32.6%
介護保険特別会計 44億3,565万2千円 19億7,523万7千円 44.5% 15億8,808万5千円 35.8%
後期高齢者医療特別会計 11億8,201万6千円 4億3,813万5千円 37.1% 3億8,373万円 32.5%
下水道事業会計 15億5,977万6千円 8億4,723万5千円 54.3% 3億9,941万1千円 25.6%
合計 144億6,305万7千円 60億2,224万5千円 41.6% 47億4,377万7千円 32.8%

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