平成28年度下半期財政公表

 

ページ番号1006526  更新日 平成29年6月15日 印刷 

現在の市の財政状況は、依然として厳しい状態が続いています。

市では毎年5月と11月に財政公表をしています。

一般会計

市税や国都支出金、地方交付税などを収入として、福祉や教育など、行政各分野の支出予定を議会の議決を受け、予算として運用している会計です。

平成28年度は、当初予算額が248億8,000万円で、その後7回の補正予算により、予算総額は265億9,150万1千円となっています。

現在の市の財政状況は、依然として厳しく、市では一層の行政改革に取り組みながら、まちづくりを進めています。

収入・支出済額

歳入の収入済額は、243億5,162万2千円で、収入率は91.6%、昨年の同期と比較し、5.3ポイントの減となりました。このうち市税の収入済額は77億8,038万7千円で、このほか国庫支出金が43億594万7千円、都支出金が33億5,608万8千円、地方交付税が23億5,864万9千円などとなっています。

歳出の支出済額は、239億3,153万円で、支出率は90.0%、昨年の同期と比較し、1.7ポイントの減となりました。

平成28年度一般会計予算の執行状況(歳入)  平成29年3月31日現在

画像:一般会計予算の執行状況(歳入)
一般会計予算の執行状況(歳入)

平成28年度一般会計予算の執行状況(歳出)  平成29年3月31日現在

画像:一般会計予算の執行状況(歳出)
一般会計予算の執行状況(歳出)

平成28年度一般会計予算の構成比  予算総額265億9,150万1千円

画像:平成28年度一般会計予算の構成比
平成28年度一般会計予算の構成比

予算の使いみち

一般会計支出済額(239億3,153万円)を1万円に換算すると、目的別の使いみちは次のようになります。

画像:予算の使いみち
予算の使いみち

市有財産の状況

財産の状況

土地については、0.28平方メートルの増があり、3月末現在高は526,314.980平方メートルとなりました。

建物については、市営住宅の解体除却等により45.50平方メートルの減があり、3月末現在高は141,882.360平方メートルとなりました。

基金の状況

基金には、学校施設等整備基金など、施設整備等に充てるための積立基金と、特定事業の運用資金としての運用基金があります。3月末の基金残高は、財政調整基金の積立てが増えたことなどにより、昨年同期と比べ、総額で約7億8,100万円増加しています。

市有財産の状況 平成29年3月31日現在
区分 内訳 現在高
土地 市庁舎、学校などの敷地 526,314.980平方メートル
建物 市庁舎、学校など(延べ面積) 141,882.360平方メートル
物品 1件50万円以上の自動車等備品 575件
基金 積立基金(財政調整基金) 26億9,978万7千円
基金 積立基金(学校施設等整備基金) 17億3,025万2千円
基金 積立基金(都市施設整備基金) 15億2,380万1千円
基金 積立基金(ふるさと人づくりまちづくり基金) 4億1,907万5千円
基金 積立基金(市営住宅等管理基金) 2億9,837万5千円
基金 積立基金(その他) 25億7,449万9千円
基金 運用基金(国民健康保険高額療養費等資金貸付基金) 600万円
基金 合計 92億5,178万9千円

市債

市債は、国や都などからの借入金です。公共施設の建設や下水道工事など多額の費用がかかる事業を行うとき、市の財源不足や年度間の財源の負担調整、将来にわたり利用できる施設を後世代の市民の皆さんにも負担していただくという趣旨で借り入れる建設事業債のほか、市税や地方交付税など、一般財源の収入不足を補うための臨時財政対策債などがあります。
今後返済する市債の元金は、一般会計で約71億8千万円、下水道事業会計で約37億円6千万円、総額で約109億4千万円となっています。

市債の状況(特別会計を含む)

平成29年3月31日現在高 109億3,883万5千円

事業別

  • 下水道
    借入額:37億6,397万1千円
  • 臨時財政対策
    借入額:40億7,232万7千円
  • 土木
    借入額:15億2,965万7千円
  • 公営住宅
    借入額:4億9,635万8千円
  • 住民税等減税補填
    借入額:4億738万5千円
  • その他
    借入額:6億6,913万7千円

借入先別

  • 財務省
    借入額:47億8,400万7千円
  • 地方公共団体金融機構
    借入額:25億5,034万円
  • 郵貯資金・簡易生命保険管理機構
    借入額:23億3,434万7千円
  • 東京都
    借入額:10億6,425万9千円
  • 東京都市町村共済組合
    借入額:1億8,969万円
  • その他
    借入額:1,619万2千円

特別会計

市が特定の事業を行う場合、保険税や使用料など、特定の収入により支出を賄い、一般会計とは区分して経理を行う必要がある会計をいいます。
現在、国民健康保険特別会計や後期高齢者医療特別会計など、4会計があります。

特別会計予算の執行状況  平成29年3月31日現在
区分 予算現額 収入済額 収入率 支出済額 支出率
国民健康保険特別会計 82億4,262万5千円 74億3,876万7千円  90.2% 72億484万4千円 87.4%
介護保険特別会計 41億892万1千円 38億9,715万6千円  94.8% 35億2,860万4千円 85.9%
後期高齢者医療特別会計 11億3,932万円 11億1,182万2千円  97.6% 10億8,209万円 95.0%
下水道事業会計 18億4,826万3千円 16億8,137万4千円  91.0% 13億7,455万4千円 74.4%
合計 153億3,912万9千円 141億2,911万9千円  92.1% 131億9,009万2千円 86.0%

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