平成26年度下半期財政公表

 

ページ番号1003197  更新日 平成28年8月9日 印刷 

現在の市の財政状況は、依然として厳しい状態が続いています。

市では毎年5月と11月に財政公表をしています。

一般会計

市税や国都支出金、地方交付税などを収入として、福祉や教育など、行政各分野の支出予定を議会の議決を受け、予算として運用している会計です。
平成26年度は、当初予算額が220億9,000万円で、その後6回の補正予算により、予算総額は232億8,449万2千円となっています。
現在の市の財政状況は、依然として厳しく、市では一層の行政改革に取り組みながら、まちづくりを進めています。

収入・支出済額

歳入の収入済額は、220億3,014万2千円で、収入率は94.6%、昨年の同期と比較し、1.2ポイント高くなっています。このうち市税の収入済額は78億106万1千円で、このほか国庫支出金が34億6,033万1千円、都支出金が31億4,766万1千円、地方交付税が24億922万8千円などとなっています。
歳出の支出済額は、211億9,746万6千円で、支出率は91.0%、昨年の同期と比較し、0.3ポイント低くなっています。

平成26年度一般会計予算の執行状況(歳入) 平成27年3月31日現在

画像:一般会計予算の執行状況(歳入)
一般会計予算の執行状況(歳入)

平成26年度一般会計予算の執行状況(歳出) 平成27年3月31日現在

画像:一般会計予算の執行状況(歳出)
一般会計予算の執行状況(歳出)

平成26年度一般会計予算の構成比 予算総額232億8,449万2千円

画像:平成26年度一般会計予算の構成比
平成26年度一般会計予算の構成比

予算の使いみち

一般会計支出済額(211億9,746万6千円)を1万円に換算すると、目的別の使いみちは次のようになります。

画像:予算の使いみち
予算の使いみち

市有財産の状況

財産の状況

土地については、廃道敷の売却等により125.55平方メートルの減があり、3月末現在高は538,978.645平方メートルとなりました。
建物については、市営住宅の解体除却等により128.75平方メートルの減があり、3月末現在高は142,597.156平方メートルとなりました

基金の状況

基金には、学校施設等整備基金など、施設整備等に充てるための積立基金と、特定事業の運用資金としての運用基金があります。
3月末の基金残高は、財政調整基金の積立てが増えたことなどにより、昨年同期と比べ、総額で約7億2,200万円増加しています。

市有財産の状況 平成27年3月31日現在
区分 内訳 現在高
土地 市庁舎、学校などの敷地 538,978.645平方メートル
建物 市庁舎、学校など(延べ面積) 142,597.156平方メートル
物品 1件50万円以上の自動車等備品 536件
基金 積立基金(財政調整基金) 23億7,611万2千円
基金 積立基金(学校施設等整備基金) 17億5,329万円
基金 積立基金(都市施設整備基金) 12億6,193万円
基金 積立基金(ふるさと人づくりまちづくり基金) 4億2,722万円
基金 積立基金(市営住宅等管理基金) 2億9,802万1千円
基金 積立基金(その他) 17億163万8千円
基金 運用基金(国民健康保険高額療養費等資金貸付基金) 600万円
基金 合計 78億2,421万1千円

市債

市債は、国や都、金融機関などからの借入金です。公共施設の建設や下水道工事など多額の費用がかかる事業を行うとき、市の財源不足や年度間の財源の負担調整、将来にわたり利用できる施設を後世代の市民の皆さんにも負担していただくという趣旨で借り入れる建設事業債のほか、市税や地方交付税など、一般財源の収入不足を補うための臨時財政対策債などがあります。
今後返済する市債の元金は、一般会計で約73億5千万円、下水道事業会計で約45億円1千万円、総額で約118億6千万円となっています。

市債の状況(特別会計を含む)

平成27年3月31日現在高 118億6,294万1千円

事業別

  • 下水道
    借入額:45億1,238万8千円
  • 臨時財政対策
    借入額:38億403万5千円
  • 土木
    借入額:20億4,327万5千円
  • 公営住宅
    借入額:5億6,946万6千円
  • 住民税等減税補填
    借入額:5億6,663万7千円
  • その他
    借入額:3億6,714万円

借入先別

  • 財務省
    借入額:49億1,378万1千円
  • 郵貯資金・簡易生命保険管理機構
    借入額:29億9,147万6千円
  • 地方公共団体金融機構
    借入額:27億9,535万1千円
  • 東京都
    借入額:9億949万4千円
  • 東京都市町村共済組合
    借入額:2億2,581万円
  • その他
    借入額:2,702万9千円

特別会計

市が特定の事業を行う場合、保険税や使用料など、特定の収入により支出を賄い、一般会計とは区分して経理を行う必要がある会計をいいます。
現在、国民健康保険特別会計や後期高齢者医療特別会計など、4会計があります。

特別会計予算の執行状況 平成27年3月31日現在
区分 予算現額 収入済額 収入率 支出済額 支出率
国民健康保険特別会計 71億3,230万9千円 64億8,127万3千円 90.9% 63億6,854万3千円 89.3%
介護保険特別会計 38億9,882万6千円 36億 225万8千円 92.4% 32億7,402万1千円 84.0%
後期高齢者医療特別会計 11億 782万2千円 11億 314万2千円 99.6% 10億1,909万6千円 92.0%
下水道事業会計 18億 426万9千円 16億9,797万2千円 94.1% 15億4,454万円 85.6%
合計 139億4,322万6千円 128億8,464万5千円 92.4% 122億 620万円 86.1%

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