災害に強いまちに(平成25年11月1日号)
「広報ふっさ11月1日号」に掲載した市長随想「全力投球」です。
138年ぶりに真夏日最遅記録を更新し、大型台風が通過した後、やっと秋を感じられるようになってきました。
しかしながら、この台風が日本列島に残した爪痕は深く、京都嵐山の河川の氾濫、伊豆大島の土砂災害等に代表されるように、全国で自然の猛威にさらされた年ではないかと思っています。
被災地域の皆様には、心からお見舞い申し上げます。
市でも、10年ぶりの大型台風が来るということで、態勢を整えて万が一の事態に備えていました。深夜から早朝まで警戒にあたっていただいた消防団の皆様に、感謝申し上げます。
この福生という土地は、地盤も固く、自然災害に強い地域だと昔から言われてきましたが、災害の備えに万全という言葉はありません。小河内ダムの設置以後はほぼ解消されましたが、江戸時代から戦後すぐくらいまでは、多摩川洪水の記録もあります。
これからもさまざまな災害を想定し、市民の皆様の生活を守るために努力していこうと思っています。
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