横田基地所属軍人の酒気帯び運転による事故について

防衛省（北関東防衛局）から、次のとおり情報提供がありましたので、お知らせします。

北関東防衛局からの情報提供内容

第4報：令和元年12月11日

10月9日の横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会からの要請に対し、横田基地広報部より以下のとおり回答を得ましたのでお伝えさせて頂きます。

今秋の初頭に起きたインシデントをうけ、基地のリーダーシップは、空兵に対してプライベートと仕事の両面において安全への留意を呼びかけるとともに、自身の任務、基地に勤める接受国のパートナーおよび周辺地域を尊重する事の重要性を強調しました。第374空輸航空団のリーダーシップ一同は、機会がある毎にラジオを通じ、また一人一人に対し直接、安全について語りました。加えて、クリスマス休暇直前にも、リーダーシップから空兵全員に対し各々の責任についてメッセージを送る予定です。更に、第374空輸航空団安全部が、基地の主要交差点の縁石付近に事故車を展示し、アルコールを摂取して車両を運転する事のないよう注意を喚起しています。最後に、以前に我々からのステートメントで空輸航空団と空軍が飲酒運転に対してどのような立場を取り、空兵に対してどのような教育を行っているかをお伝えしたところですが、それは現在も変わっておりません。

第3報：令和元年10月10日

本日、北関東防衛局管理部長及び横田事務所長等が横田基地広報部を訪問し、標記事故について横田基地に関する東京都と周辺市町連絡会議から頂いておりました要請を踏まえ、米側に対し、原因究明を行うとともに、実効性のある再発防止策と綱紀粛正の徹底等速やかに対策を講じるよう再度要請をして参りましたことをご連絡申し上げます。

要請（令和元年10月9日）

横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会から在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官、北関東防衛局長及び横田防衛事務所長に対して、令和元年10月9日に、文書要請を行いました。

• 在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官宛て （PDF 85.8KB）
• 北関東防衛局長・横田防衛事務所長宛て （PDF 85.2KB）

北関東防衛局からの情報提供内容

第2報：令和元年10月9日

横田基地広報部より以下のとおり連絡がありましたのでご連絡申し上げます。

横田基地に配属されている軍人が2019年10月6日の午前3時40分頃に酒気帯運転中に交通事故を起こしました。その軍人はバイクを運転中、駐車してあった車両に衝突して負傷し、基地内の緊急処置室に搬送されました。同軍人は酒気帯運転に加え、在日米軍のリバティー制度（カフューポリシー）に違反した為、それらの行為に対して責任を負います。
横田基地のリーダーシップは、基地に所属する空軍兵およびその家族に積極的に関わり、将来的に起こりうるインシデントを予防するべく、あらゆる機会を通して彼らを教育しています。横田基地は酒気帯び運転を重大に受け止めています。すべての人員は、横田基地に到着後直ちに、日本の防衛における彼らの重要な役割や地域の住民との大事な関係についてのみならず、安全の重要性と、米国空軍を代表する者として一人一人に何が期待されるか教育されます。彼らは、ライト・スタート（基地に赴任したばかりの空軍兵に対して行うオリエンテーション）、FTAC（ファースト・ターム・エアマン・コース：すべての初等空兵に義務付けられた訓練。軍人としての心得から軍の規律に至るまで多岐に渡った教育プログラム）、群および中隊の司令官が招集する集会において、節度を守った飲酒についてブリーフィングを受ける他、長期休暇前には安全に関するブリーフィングを受けます。これらのブリーフィングでは、計画を立て、賢明な判断をする重要性を強調するとともに、酒気帯び運転等の行為が重大な結果を招く事を、すべての人員が肝に銘じる重要性を強調します。空軍においては、長年、飲酒運転を絶対に許さない方針を貫いて来ました。法律を破った者に対しては、厳しい懲戒処分が与えられます。

第1報：令和元年10月8日

令和元年10月6日（日曜日）午前3時40分頃、福生市大字福生483において、横田基地所属の軍人が自動二輪で酒気帯び運転により物損事故を起こしたとの情報がありました。これを受け当局管理部長より、第374空輸航空団司令官に対し、事故の根絶に向けての教育内容の浸透、綱紀粛正の徹底及び再発防止策の実施について申し入れいたしました。