疾風に勁草を知る(令和4年9月1日号)
「広報ふっさ9月1日号」に掲載した市長の全力投球です。
今回のタイトルは、昔からお世話になっている方がくださった書の言葉です。
「疾風」は激しく吹く風、「勁草」は強い草のことで、激しい風が吹くことによって、それに負けない強く丈夫な草が見分けられることから、困難に直面した時に初めてその人間の本当の強さや価値が分かるという意味だそうです。
いま私たちはコロナ禍という「疾風」にさらされています。経済の停滞や、困こんきゅう窮 する生活の中で、諦めたり投げ出したくなることもあるでしょう。
しかし、「疾風」を受けながらも、状況を少しでも良くすることができるようにその時にできることを考え、困難に立ち向かうことができる「勁草」にならなくてはなりません。
人生は山あり谷あり。悪いことばかりではないはずです。
「疾風」が吹き抜けた後の景色を清すがすが々 しい気持ちで見るためにも、自分自身を見つめ直し、強くならなくてはならないということを、この言葉が教えてくれました。
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