台風対策のために（令和元年12月1日号）

「広報ふっさ12月1日号」に掲載した市長の全力投球です。

台風第19号から約1か月が経過しましたが、今もさまざまな場所で被害のあとを目にし、その恐ろしさを実感させられます。
市では、多摩川の堤防の安全性を高めるため、国土交通省に何度も要望し、平成23年から4か年をかけて、田園地区を流れる多摩川の護岸工事を実施していただきました。この工事のお陰で今回も、堤防の決壊や越水は発生せず、被害は、河川区域にある福生南公園や、多摩川中央公園、福生かに坂公園の浸水に留まりました。
しかしながら近年では、甚大な被害をもたらす自然災害は毎年全国各地で発生しており、今回のような大型の台風が、またいつ発生してもおかしくないと強く危惧しています。
今後も大きな被害を出さないためには、今以上の対策を講じていかなくてはならないと考えています。
今回の経験を今後の防災対策に活かすため、12月10日に台風対応に係る意見交換会を行います。ぜひたくさんの方々にご参加いただき、意見を聞かせて欲しいと思っています。