新しい時代を迎えて(令和元年6月1日号)
「広報ふっさ6月1日号」に掲載した市長の全力投球です。
平成の終焉とともに、大リーガーのイチロー選手が現役を引退しました。
引退会見を見ていて、ふと思い出したのが、今から約半世紀前の読売巨人軍の長嶋茂雄選手の引退です。小学校に入学する前から20年以上、野球とともに過ごしてきた自分にとって、昭和の大スターの引退は一つの時代の終わりを感じさせるものでした。
今はさまざまなスポーツが身近にあり、オリンピック・パラリンピックの競技種目も随分と増えましたが、私と同世代の方は、子どものころに空き地で仲間と野球をしたり、家族でテレビ観戦をしたり、スポーツといえば野球だったという方も多いのではないでしょうか。
イチローは引退会見で、「メジャーリーグに来て外国人になったことで、人の心を慮ったり、痛みが分かった。これは体験しないとわからないことで、孤独を感じて苦しんだことはあったが、その体験は未来の自分にとって大きな支えになる。」と言っていました。
東京オリンピック・パラリンピックを前に、外国人観光客は今以上に増えていきます。そして、世界はどんどんグローバル化していくでしょう。
令和の時代、そしてこれからの未来を生きる子どもたちには、ぜひ他を思いやる心を育み、世界に羽ばたいて欲しいと思います。
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