なんで「福生」って言うようになったんだろう?

 

ページ番号1004129  更新日 平成28年8月16日 印刷 

イラスト:学ぶイメージ

名前の由来(ゆらい:ついたきっかけ)についてはいろいろなお話しがあるけど、1994年に作られた「福生市史(しし)}などでは、次のような考え方をしているよ。

室町時代(むろまちじだい)、福生周辺の支配者(力を持っている人)に小宮氏という一族がいたよ。福生は小宮氏が武蔵野方面や北部方面から領地(支配している土地)を守るために大切な場所だったと考えられているんだ。

このことから由来を考えると、「ふっさ」とは北から来る敵を防ぐ土地であって、それは北方を「ふさぐ」大事な土地を意味する呼び方なんだ。「ふさぐ」は「ふたぐ」ともいい、「ふた」に通ずるといわれているよ。「ふた」を発音する場合、「ふ」を強く読むと「ふった」、「ふっちゃ」と聞こえるようになるといわれているんだ。
このことからも古くは「福生」を「ふっちゃ」と呼んでいたのではないかと考えられているよ。

写真:図書館
わからないことは図書館で調べてみよう!

ほかにも次のような説もあるよ。

  • 麻の古語である総(ふさ)・房(ふさ)からきたもので、麻の生える地-総生(ふさふ)から転訛を繰り返してフッサとなり、漢字を当てたとする説。
  • アイヌ語説で、かつて東日本に住んでいたと考えられるアイヌ人が「湖のほとり」という意味の「フッチャ」が転訛を繰り返してフッサとなり、漢字を当てたとする説。市内の遺跡地周辺に素晴らしい湧水があったんだ。
  • 「阜沙(ふさ)」からきたとする説。阜とは丘とか土山の意で、沙とは砂原、川岸の意があり、福生の地形や地質がそれによくあっていることから呼ぶようになったという説。

もっとくわしく知りたいときは、図書館(としょかん)でしらべたり、リンク先を見てみてね!

より良いウェブサイトにするためにアンケートを行っています

このページの感想をお聞かせください(複数回答可)

このページに関するお問い合わせ

福生市役所
〒197-8501 東京都福生市本町5
電話:042-551-1511