横田基地における演習に関する防衛省からの回答等について
11月1日から10日にかけて実施されたサムライ即応監査(SRI)における深夜・早朝の航空機の運用に関して、防衛省から、回答がありましたので、お知らせします。
11月1日から10日にかけて実施されたサムライ即応監査(SRI)における深夜・早朝の航空機の運用に関して、横田基地周辺市町基地対策連絡会を通じて防衛省(北関東防衛局)に照会をしておりましたが、防衛省から、次のとおり回答がありましたので、お知らせします。
防衛省からの回答
「11月1日から10日までの間に横田基地において実施されているSRIについては、10月29日に米側から夜間の航空機の運用が予定されていることも含め情報提供があり、同日、当局から周辺関係自治体へ情報提供をさせていただいたところです。
他方、11月9日に照会を受けて、同日、米軍に照会したところ、米側から12月4日に当該照会事項に関する回答があったところです。
横田基地においては、日頃より、将来起こりうる人道支援や災害救助活動等の態勢を整え、空輸中継基地として給油を必要とする航空機への緊急支援要請に対応する能力を備えておく必要があります。今回のSRIにおいて、太平洋地域における演習「ヴィジラント・エース」を支援することで、基地の有事における能力を試し、かつ向上させると共に、ヴィジラント・エースにプロフェッショナルな空輸を提供しており、夜間の航空機の運用は、これに関連して実施されたと承知しております。
なお、「ヴィジラント・エース」については、米軍と韓国間の相互運用性を高めることを目的とした演習とのことです。また、横田基地におけるSRIの実施期間の設定等については、米軍の運用の詳細に関わることであり、当局としては承知しておりません。
当局としては、今回の件について米軍との調整を行い、関係自治体への情報提供に努めてきておりますが、引き続き、米側と十分な調整を行ってまいります。」
対応
横田基地周辺市町基地対策連絡会では、12月22日、防衛省を通じて横田基地に対し、次のとおり口頭要請を行いました。
- 訓練に関する情報は、住民に誤解を与えることのないよう正確かつ同一の内容を提供すること。
- 夜間飛行訓練は、日米合同委員会の合意に基づき最小限の実施に止めるとともに、可能な限り事前に情報提供すること。
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