C-130輸送機による人員降下訓練におけるパラシュートの落下について

 

ページ番号1008274  更新日 平成31年1月18日 印刷 

防衛省(北関東防衛局)から情報提供がありましたので、お知らせします。

北関東防衛局からの情報提供内容

平成31年1月17日付け情報

横田基地広報部から情報提供がありましたので、以下のとおりお知らせいたします。
デプロイメントバッグの大きさと重さ(誘導傘を含む。)は、約40.6cm×44.5cmで約1.8kgです。
羽村第三中学校に落下したバッグとは型式は異なるものの、大きさ、重さはほぼ同じです。

平成31年1月11日付け情報

今月8日(火曜日)及び9日(水曜日)の人員降下訓練中に発生した事案について、横田基地広報部から以下の情報がありましたので、お知らせさせて頂きます。

  • 第374空輸航空団は、今週実施された人員降下訓練にて使用されたパラシュートを一時使用停止する事を決定しました。
  • 我々の専門チームが本件に関する綿密な調査を行い、横田基地において同種のパラシュートの使用を開始する前に、リガー(パラシュートの整備士)の再訓練を行う予定です。
  • 一方で、来週には、別の部隊により、違う型のパラシュートを使用した人員降下訓練を再開する予定です。
  • 安全は我々の最優先事項であり、来週に訓練を実施する部隊は熟練しており、訓練の用意が整っていると確信しています。
  • 我々は、これまで起きたすべての件を深刻に受け止めております。
  • 本件は、パラシュートが機能しなかったことによるものであり、パラシュート兵はこのような事態における方針と規則を守り事態に対応しました。
  • それにより、パラシュート兵自身と我々を取り巻く人々の安全を保証しました。
  • 我々は全米軍が熟練度を向上かつ維持し、ミスが発生する可能性を最小限にできるよう、継続的及び繰り返しの人員降下訓練を行っております。
  • 我々は、我々のチームが今後この訓練を実施するにあたって、できる限り安全で効果的に行っていけると確信しています。

要請(平成31年1月10日)

横田基地周辺市町基地対策連絡会から在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官、北関東防衛局長及び横田防衛事務所長に対して、平成31年1月10日に、文書要請を行いました。

要請(平成31年1月9日・2回目)

横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会から在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官、北関東防衛局長及び横田防衛事務所長に対して、平成31年1月9日に、2回目の口頭要請を行いました。

平成31年1月9日、昨日に続き、横田基地において人員降下訓練中に切り離したメインパラシュートが基地内に落下する事故が再び発生した。なお、デプロイメントバッグ(※1)が未だ発見されておらず、基地外への落下の可能性も否定できない。
横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会では、本日1月9日午前にも、昨日の事故発生に対し「今回の事故の徹底的な原因究明を行うこと、再発防止策を講ずるまでは、同様の訓練は行わないこと」を求めたところである。
にもかかわらず、事故原因の究明及び再発防止策について何ら説明がないまま訓練が実施され、再度同様の事故が起きたことは周辺住民の不安を増大させるものであり、極めて遺憾である。
ついては、以下のことを強く要請する。(※2)

  1. 度重なる事故について徹底的な原因究明を行うとともに、再発防止策が講じられるまで同様の訓練を実施しないこと。
  2. 事故原因及び再発防止策に関する情報を関係自治体に速やかに提供すること。

(※1)予備のパラシュートを収納するナイロン生地のバッグ
(※2)国に対しては、「ついては、以下のことについて対応するよう、米軍への申し入れを強く要請する。」と要請

北関東防衛局からの情報提供内容

平成31年1月9日付け情報

横田基地広報部から、同基地において行われていた人員降下訓練に関しまして、以下の情報提供がありましたので、お知らせさせて頂きます。
なお、当局から米軍に対して、2日連続で同様の事案が発生していることについては、誠に遺憾であると感じており、同訓練の実施に当たっては更なる公共の安全に配慮するよう申し入れております。

  • 本日(1月9日)午前9時頃、横田基地において通常訓練を行っていた米軍のパラシュート兵が、メインパラシュートが機能しなかったため、当該パラシュートを切り離し、予備パラシュートを展開した。当該の予備パラシュートが畳みこまれていたナイロン生地のデプロイメントバッグ(予備パラシュートが展開するとともに離れるようにデザインされている)は風にさらわれた。
  • 現在、横田基地のチームが当該デプロイメントバッグを捜索している。
  • 本件による怪我人は無く、切り離されたメインパラシュートは横田基地内に落下した。
  • 当該パラシュート兵は、自身と地上にいる他の人員の安全の為に規則に則り安全手順を踏んだ。原因究明と今後の是正措置を保証するための調査委員会が招集された。
  • 本件以降に予定されていた同種のパラシュートを使用した降下訓練は、調査委員会が原因を特定し、基地のリーダーシップが高高度降下訓練を再開しても問題ないと判断するまで停止となった。

要請(平成31年1月9日・1回目)

横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会から在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官、北関東防衛局長及び横田防衛事務所長に対して、平成31年1月9日に口頭要請を行いました。

平成31年1月8日、横田基地所属のC-130輸送機による人員降下訓練中に、メインパラシュートが機能せず、予備パラシュートで着地した際、切り離したメインパラシュートが基地内に落下する事故が発生した。
幸いにも今回は基地内への落下であったが、横田基地では、昨年4月にも、人員降下訓練中にメインパラシュートの不具合により切り離されたパラシュートが近隣の中学校に落下するという同様の事故が発生している。
また昨年12月には、横田基地所属の同型機による東富士演習場での物料投下訓練中に、パラシュートが演習場の施設区域外に落下する事故が発生した。
これまでも再三にわたり再発防止や安全対策の徹底等を要請してきたにも関わらず、パラシュート訓練に起因する事故が短期間のうちに再び起きたことは遺憾である。パラシュートの落下は、一歩間違えれば基地外へ影響を及ぼし、人命に係わる重大な事故につながりかねず、多くの住民に不安を与えるものである。
このため、次のとおり要請する。

  1. 昨年4月の事故発生時にすべてのパラシュートの点検を行ったにもかかわらず、同様の事故が起きたことから、徹底的な原因究明を行うこと。
  2. 再発防止策を講ずるまでは、同様の訓練は行わないこと。
  3. 以上に関する情報を関係自治体に速やかに提供すること。

※国に対しては、「貴職からの米軍への申し入れを行うよう要請する。」と要請

北関東防衛局からの情報提供内容

平成31年1月8日付け情報

横田基地広報部から、本日(平成31年1月8日)より同基地において行われている人員降下訓練に関しまして、以下の情報提供がありましたので、お知らせさせていただきます。

  • 本日午前10時頃、横田基地において米軍のパラシュート兵が通常訓練を行っている最中に1名のメインパラシュートが機能しなかったため、当該パラシュートを切り離し、予備パラシュートで着地しました。
  • 本件による怪我人は無く、当該パラシュートは横田基地内に着地しました。
  • 当該パラシュート兵は、規則に則り、安全手順を踏み、自身及び地上の人員の安全をはかりました。
  • 当局から米軍に対して、訓練実施に当たっては、原因究明、再発防止及び安全管理を徹底し、周辺住民に不安を与えることがないよう万全を期すことを申し入れております。

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