政権交代(平成21年12月1日号)
「広報ふっさ12月1日号」に掲載した市長随想「全力投球」です。
「市長、今度の結果をどう思いますか」総選挙後から現在に至るまで、多くの方からこの質問をいただいております。
政権交代が良かったかどうかは後世の評価に任せるとして、投票に参加した有権者の多くが、この国の変革を望んだか、あるいは変革の可能性に多少疑問を持ちながらも、改革なくしては解消できない程の、強い行き詰まり感を覚えていた結果だと、私は思っています。
それ故、その思いを受け止めて、変革に挑戦する事は当然だと私も思います。前政権の組んだ補正予算の一部執行停止や、事業仕分け等で来年度以降の予算を見直して、決定して行くというのも納得できます。しかしながら、直接市民と相対し、運営して行く市政には、一瞬の停滞も許されません。
先日、都内でのある会合で、事業仕分けチームの方たちと会う機会に恵まれ、さまざまな事で意見交換をしながら、現場の思いもお話させていただきました。改めて「今」が大変大事な「時」を迎えていると認識もし、何より大切なのは、日本人一人ひとりが日本の新たな姿について、真剣に考えることが求められていると感じております。
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