景観重要資源 熊川分水について

 

ページ番号1006834  更新日 令和5年12月14日 印刷 

福生市では、明治23年に開削された熊川分水の一部を福生市まちづくり景観条例に基づき、景観重要資源第1号に指定しました。
熊川分水とその周辺の環境保全を行い、福生市の歴史的文化遺産と市民の癒しの空間を守ります。

熊川分水とは

熊川分水とは、福生市熊川地区の生活用水、灌漑用水のため玉川上水から取水した全長約2kmの水路のことで明治23年(1890年)に完成し、地域の生活に欠かせない用水路として、また市民の憩いの場として親しまれてきました。

つなぎを使わない空石積(からいしづみ)は当時の様子を残し、また、一部の水域では蛍の幼虫や小さな魚が泳ぎ、今なお市民の癒しの空間となっています。

熊川分水の画像
熊川分水

景観重要資源指定第1号 熊川分水

熊川分水は、一般家庭の敷地内を通っていることが多く、上下水道の発達や宅地化が進むにつれ、水路に蓋や覆いをして外から見えないようにする「暗渠化」が進み、周辺の景観も失われていきました。

このような状況から熊川分水とその周辺の景観を守るため、平成29年9月に「景観重要資源」に指定しました。 

景観重要資源とは

歴史的価値があると認められる建築物、工作物、広告物、土地、緑等を福生市まちづくり景観条例第11条により指定できるものです。但し、指定には福生まちづくり景観審議会の意見を聴き所有者等の同意が必要となります。

 

指定箇所の概要

指定箇所  9箇所 (所有者22名の方の同意による)

延  長  約448m

 

景観重要資源指定箇所
景観重要資源指定箇所 写真

景観重要資源指定箇所に対する様々な活動

案内板や標識の設置

景観景観重要資源に指定された熊川分水には、表示板を設置して広く周知しています。

草刈り作業

無償貸与協定を締結する一部の水域については、市が維持管理をを行うほか、ボランティアの方と定期的に清掃活動を行っています。

景観形成助成金の交付

所有者の方が熊川分水を維持するための修繕費用を、一部助成しています。

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このページに関するお問い合わせ

都市建設部 まちづくり計画課 計画係
〒197-8501 東京都福生市本町5
電話:042-551-1952