福生の魅力
福生市のさまざまなまちの顔をご紹介
昔ながらの佇まいを残す和の景観、異国情緒漂う洋の風景、豊かな自然を楽しめます
異文化にふれる魅力
基地のまち福生を象徴するハウス。米軍家族のために建設され、一時は二千棟を超えるハウスがありました。
昭和三十年代後半には、多くの芸術関係の若者が住み、独自の文化を発信してきました。数こそ少なくなったものの、広い芝生の庭に建つその姿から往時の基地の街の賑わいが偲ばれます。
横田基地がフェンス越しに見える国道16号線沿いには、米軍関係者向けに発展した個性的な店が並び、現在も横文字の看板やアメリカ的な店構えなど、異文化の香りのする街並みとなっています。
歴史にふれる魅力
市内には、江戸時代から続く二つの造り酒屋があり、酒蔵や黒塀など歴史を偲ばせる佇まいがあります。
蔵のある旧家も多く、さまざまな蔵を見ながら、歴史散歩をすることもできます。
福生十景の一つ「南稲荷神社付近」は、市指定天然記念物の大ケヤキと赤い鳥居、向かいの造り酒屋の黒塀との調和が見所となっています。
自然にふれる魅力
福生は、ベッドタウンとしての顔とともに都市景観に溶け込む自然豊かなまちでもあります。まちの西側をゆったりと流れる多摩川、国の史跡でもある玉川上水や立川崖線、拝島崖線の豊かな緑は、四季折々それぞれの表情により、私たちの心を癒してくれます。
多摩川の河川敷に沿って延びる自転車歩行者専用道路は、自然に包まれながらサイクリングや散歩を楽しみ、草花や野鳥の声を楽しむオアシスとして親しまれています。
生活する魅力
市内には、JRの駅が五つあり、交通の要衝として発展してきました。
各駅から半径1キロ以内に市域のほとんどが入る交通の利便性の高いまちです。
地域に密着した商店街も多くあり、高齢者や障害のある方が気軽にまちに出られるよう市内福祉施設等を巡回する福祉バスが運行され、生活するまちとしての利便性も高くなっています。
学ぶ魅力
福生市は、早くから施設整備に取り組み、狭い市域のなかで市民会館や四つの図書館、三つの公民館など、生涯学習環境が整備されています。
市民会館、中央図書館とともに文化の森エリアにある「茶室 福庵」は、純和風造りの茶室で三畳台目の本格的茶室、二つの本座敷、立礼席も備え、茶道をはじめ、俳句、琴、華道等さまざまに活用されています。
一時を過ごす魅力
身近な児童遊園から一日遊べる都市公園まで、市内には多くの公園があります。
公園の市民一人当たり面積は東京都26市中5位で、幼児の子育ての場、あるいは自然に親しむ場、運動する場として市民に愛されています。
多摩川沿いには、「かに坂公園」「柳山公園」「多摩川中央公園」、そして、桜並木を歩く先には「南公園」があり、多摩川の水音を背に、市の鳥「シジュウカラ」など野鳥の鳴き声を聞くことができます。
まつりの魅力
春には「桜まつり」、夏には「ほたる祭」「七夕まつり」、秋には「福生ふれあいフェスティバル」など、福生は「まつりの魅力」にあふれています。
多摩川土手沿いに延びる桜並木が満開となる春には、多くの市民が訪れ、地元の町会の皆さんを中心にさまざまな立場の市民で構成された実行委員会による「桜まつり」が賑やかに開催されます。
清々しい青空のもと、5月の多摩川中央公園には、何畳もの大きさの凧が、我先に大空へと立ち並ぶ。大凧連合会の皆さん自慢の手作り大凧が、観客の歓声とともに大空に舞い上がる「大凧あげ大会」も恒例となっています。
夏の宵には、玉川上水の流れに揺れる蛍の光に歓声が上がる「ほたる祭」が、これも地元の町会の皆さんの主催により開かれます。
8月の7日ごろに開かれる「福生七夕まつり」は、横田基地関係者も参加するなど、海外にも知られた一大イベントです。
壁飾りや竹飾りがまちを埋め、飾りを避けながら市民模擬店を冷やかすそぞろ歩きは心地よいものです。
祭り2日目には、七夕流し踊りが行われます。街中に流れる曲に併せ、子どもからお年寄り、外国人など多くの踊り手が楽しげに踊る様子は、見物する人々も巻き込みまちに福を生んでいます。ちなみに、「福生音頭」の歌い手は、都はるみと杉良太郎です。
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