横田基地に対する基本的な考え
令和6年2月27日「令和6年度 市長施政方針」より抜粋
行政面積の約3分の1を横田基地に提供している福生市にとって、その存在は、航空機の騒音公害をはじめ都市計画への影響や地域経済の発展阻害要因となるなど、市民生活に大きな影響を与えております。
国の防衛や安全保障に関することは、国の専管事項ではございますが、であるからこそ、基地の存在に起因する様々な問題は、基地周辺住民だけが犠牲になるのではなく、広く国民全体の問題として捉え、国が責任を持ってその対策に万全を期すべきであるという考えに変わりはございません。
昨年の11月29日には、鹿児島県屋久島沖合で横田基地所属のCV-22オスプレイが墜落いたしました。
東京都、基地周辺5市1町でも連携して要請を行いましたが、私からも直接、防衛省地方協力局総務課長や北関東防衛局長に対し、事故の原因が究明されるまでのオスプレイの飛行停止や安全管理の徹底と再発防止などを国から米軍に申し入れるよう訴えました。
今回の事故を受けまして、市民の皆様も非常に不安を感じていらっしゃると思います。私は、市民の安心には情報が重要であると考えております。今後も、迅速かつ丁寧な情報提供を国及び米軍に対し、強く求めてまいります。
我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増し、周辺国の軍事活動が活発化しており、基地への注目度は増しておりますが、基地を抱える自治体として、引き続き、東京都や基地周辺5市1町でも十分に連携し、基地対策に取り組んでまいります。
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