地籍調査のお知らせ

福生市では、平成21年度から国土調査法に基づく「地籍調査」を実施することになりました。つきましては皆さんのご協力をお願いします。

地籍調査とは

「地籍調査」は土地の一筆ごとの所有者・面積・地目・地番・境界を明らかにする土地の最も基本的な調査で、「街区調査」と「一筆地調査」から成り立っています。地元自治体が、国土調査法に基づき行ないます。
現在、全国的に法務局にある地図の約半分は、いまだに明治時代の地租改正時に作られた公図などを基にしたもので、土地の境界が不正確であったりするのが実態と言われています。
「地籍調査」の結果は、法務局に送付され、土地登記簿、地図が更新されます。

街区調査について

福生市では、まず「街区調査」を実施します。これは、一筆ごとの調査（一筆地調査）に先行して、皆さまの土地と道路等との境界を調査、測量するものです。
公図・地積測量図・土地境界図等の境界に関する各種資料や現地にある境界石、道路等の状況を基に、所有者の皆さんと立ち会いながら境界の確認を行ないます。

一筆地調査について

街区調査が終わりますと、次に「一筆地調査」を実施することになります。「一筆地調査」では土地の一筆ごとの所有者・面積・地目・地番・境界を調査し、筆界の確認作業を行なうことになります。その際には説明会を開催する予定です。
また、「一筆地調査」においても、「街区調査」と同様に公図・地積測量図・土地境界図等の境界に関する各種資料や現地にある境界石等の状況を基に、所有者の皆さんと立ち会いながら筆界の確認を行ないます。